総選挙が２日公示されました（14日投票）。
衆議院議員の任期（４年）を２年以上残し、全衆議院議員の首を切って安倍首相が今の時点で解散をおこなった狙いはハッキリしました。
それは、野党がもたついている間に安倍首相が政治権力の強化を一気に図るということです。
安倍首相の作戦は、争点を「アベノミクス」だけにしぼって、この選挙をやりすごし、多数の議席を得て、一連の悪政を一気に進めてしまおうというものです。
安倍首相はこれまで、２０１３年秋の日本型安全保障会議設置法と特定秘密保護法の制定、今年７月の集団的自衛権行使容認への憲法解釈の変更、武器輸出３原則の緩和と防衛費の拡大、沖縄新基地建設、中国・韓国など近隣諸国への強硬外交など、わずか２年で「戦争できる日本」に一気に暴走してきました。
そして、原発再稼働とＴＰＰ参加、消費税１年半後の10％への増税、農協と農業を解体し大企業の餌食にさせる、雇用を破壊し、非正規雇用の拡大で「企業が一番儲かる日本」にするなど、国民にとっては未来を「破滅」に導く悪政の強行です。
選挙の争点は安倍首相の権力強化を許すかどうかであり、暴走を止めるには真の対決者の党である日本共産党の大躍進です。
日本共産党は安倍政権の悪政にあらゆる分野で抜本的対案を示し、その実現のために国民との共同を広げて行動しています。
読者の皆さんに日本共産党の政策をお届けしますので、ぜひお読み下さい。
（写真）日本共産党 長谷川つよし候補の力強い第一声（２日、鶴岡市役所前）
