争点はアベノミクスだけではない

各方面から異論の出た集団的自衛権など安倍政治の全体を問う総選挙―「しんぶん赤旗」を読んで　青山　崇

　沖縄知事選は現職・仲真間氏に10万票の大差をつけ翁長さんが圧勝、うまんちゅ(沖縄県民)の不屈の魂を示した。当確で沖縄のＴ君に電話。話にならずに、ただただ八十路の歓喜の涙。翌日「うまんちゅの会」(翁長さんの選挙母体)から丁寧な礼状が届いた。

　さて総選挙の争点である。ＮＨＫはじめ中央マスコミは消費税増税問題のみに焦点をあて、集団的自衛権など憲法に関わる問題をあげようとしない。争点隠しの策略ではないかと腹立たしくなる。

　ところが、11月22日付『荘内日報』の「一日一題」、「争点は消費税増税だけではない」とし、争点は消費税ばかりではない。秘密保護法、集団的自衛権など安倍政権の政治手法にも目を向けるべきだと明快だ。我が意をえたりである。

　同日付しんぶん赤旗も、１面トップは「安倍政治の全体が問われる」である。国会議員団総会で志位委員長は次のように挨拶した。「今度の総選挙で問われるのは、安倍政治の全体であります。消費税、アベノミクス、集団的自衛権、原発、沖縄新基地―その全体が問われます」。安倍暴走政治全体を表に引きずり出しノーを突きつけたい。


荘内日報11月22日


しんぶん赤旗11月22日