日本の未来も決める沖縄知事選　オナガ勝利ヘ

來鶴した菅原文太さんも訴え―「しんぶん赤旗」を読んで　青山　崇

　16日投開票を迎えるなか、オナガ雄志候補必勝！と那覇球場の「うまんちゅー(民衆)１万人大集会」に１万５千人、しんぶん赤旗11月２日付が報じている。

　沖縄県人口が１４２万人だからおよそ１００人に１人の参加である。

　オナガ候補は自民党員で県議・那覇市長を務め、前回仲井真候補の選対本部長をした人、しかし昨年自民党の脅しと金で裏切った仲井真氏と袂を分かっての立候補。県民の民意を携えて、日米両政府、そして国連とすべて回り、新辺野古基地は絶対につくらせない。基地は沖縄経済の最大の障害。沖縄の歴史・伝統・文化といったソフトパワーでこそ発展できると決意表明した。

　菅原文太さんは「政治の役割は、絶対に戦争をしないこと。安倍政権や仲井真氏は、戦争を前提に沖縄を考えている。辺野古の海を、勝手に他国へ売り渡さないでくれ」と訴えた。

　沖縄に無二の親友Ｔ君がいる。沖縄返還以前に来鶴したとき座談会を開いた。その席で彼の言った言葉、「沖縄はいわば日本の小指、でも小指の痛みを本土の人に分かって欲しい」。今も耳に刺さる。彼を通して些少の募金を送った。