きびちょ

一杯世の中に金を出す
民報藤島2014年11月9日第973号

 ズボンの財布に3千円が入っていれば一応安心して居られる俺には、日銀総裁の記者会見の話は分からなかったが、活発にお金が動くように一杯世の中に金を出すんだという。

▼そんな発表があったということで、円が2円程下がって株が500円以上も上がったのだそうだ。なぜこうなるかも分からないが、誰かが得したんだろうナ。

▼新しいことを発表する記者会見で、総裁はヤタラと片仮名でシャベルんだ。NHKテレビだから多くの国民が視ているだろう。だから俺みたいな者も分かるシャベリをするべきじゃないですかネ。

▼分からないながらも分かったことは、デフレ脱却のためにやってきたが、そうなっていないからもっとお金が動くようにするためにお金を出すということ。

▼しかし、今より金が動くということはどういうことだ、となるネー。今までも俺には動いてこなかった。今度は俺にも動いてきて財布に5千円位入るようになるのかナ。そうなってもらわないと困るゼ。

▼なぜってか。ガソリンが150円位で高値安定が、2円も円安になればガソリンはグット高くなるでしょう。これが源で全ての物が値上がりするんですヨ。

▼勿論、物価を上げることが日銀と政府の狙いのようだが、国民生活を苦しめることになり、物を買わなくなるのは必定でしょうヤ。だったらどこで金が動くんだヤ。大企業と大金持ちや株の操作屋か。そこに貯まるのか。

▼しかしハッキリしたことはダ。完全に消費税を10%にする根拠がなくなったことです。(石川)

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