戦争は愚かな行為

侵略すれば、され返えされる

「かまい合い」の毒蝮三太夫さん―「しんぶん赤旗」を読んで　青山　崇

　赤旗日曜版11月２日号「ひと」欄に登場。今号は書きたくなる記事が満載。韓国各界から大もての志位委員長の訪韓、女優・市原悦子さんの「反戦口にできなくなる前に」、日本の未来にかかる沖縄県知事選での翁長(おなが)候補の奮闘などである。

　さて、異常な名前の毒蝮(どくまむし)は、テレビ「笑点」司会の立川談志から貰った芸名、２代目座布団運びの縁とのこと。さきごろ『毒蝮流！ことばで介護』を出版した。人と人との関わりが薄くなり、孤独死や高齢者のうつなどが起こる。だから「かまい合い」だと。その極意は、「目を見て話すことはもちろん、３つの〈かける〉が大切。肩に手をかける、笑顔で話しかける、気にかける」だという。

　私は独特の風貌だけで名前も知らなかった。ところが、芸歴66年、12歳で「鐘の鳴る丘」、30代前半はウルトラマン番組、だから怪獣みたいな名が付いたという。ＮＨＫＥテレ「介護百人一首」司会10年などとと多彩な芸歴である。毒蝮さんは戦争世代、標記に続けて「１、２の３で、みんなで原子爆弾をなくせば、飢えている人を救えるでしょ」という。