庄内南部合併協の中村博信・副会長（羽黒町長）

はがきアンケートに自ら回答

　庄内南部地区合併協議会では住民から合併についての意見を聞くため、５月にはがきアンケートを実施しました。

　募集した当事者の副会長である中村博信羽黒町長は、自身と妻の名で自ら回答を出していたことが明らかになりました。

　これは７月２日の羽黒町議会全員協議会での梶昇司議員の質問に、中村町長が事実を認めたものです。

　意見を求める人が自分で意見を出しては、ルールも何もあったものではありません。

　中村町長は「私は最初から新市の名称は鶴岡市」という主張を繰り返しており、町長の回答も含め羽黒町の回答はわずか19通で、とても住民から意見を聞いたとはいえません。

　さらに中村町長は議員に対するビール券贈賄の渦中にあります。

　それにも関わらず、富塚陽一会長は「はがきは適正なもので、鶴岡市という名称が多数」ということから、「新市の名称は鶴岡市」を押し通そうとしています。

　中村博信氏はビール券問題は違法と認めており、ルール破りのはがきアンケート問題の責任も合わせ、町長と合併協副会長を辞任すべきです。