「庄内の伝統野菜探索研究会」が発足

民報藤島2003年5月11日・第393号

　藤島町ではエコタウンプロジェクトの推進の一貫として「庄内の伝統野菜探索研究会」を設立しました。

　研究会には庄内総合支庁や農協、山形大農学部などからも参加。第１回会合では、会長に相馬一広・町助役、副会長に江頭宏昌山形大農学部助教授と板垣吉徳ぽっぽの湯農産物直売所利用組合長を選出しました。

　今後は公募で一般会員の参加も受け付けます。

　藤島町内では辛味ダイコンやキンカウリ、カラトリイモ（ジキイモ）、伝九郎柿など、珍しい農産物が栽培されています。

　研究会ではこれらの栽培情報の収集や、在来品種の掘り起こし、伝統野菜を使ったメニューの考案などをおこない、個性が発揮される農業をめざします。

　町エコタウン課では、集落で昔つくられていた品種や情報があれば提供を呼びかけています。