酸素奪われた県民22人を救え

民報藤島2003年3月9日・第385号

　呼吸器障害患者にとって酸素は命綱です。

　昨年10月から高齢者医療改悪で１割負担が導入され、在宅酸素療法を受けている人の負担が以前は電気代や薬代を含めて月８０００円だったものが７〜10倍以上になりました。

　経済的に耐えられず、県内で22人の人が治療の中断に追い込まれています。

　県の身障者医療費助成は「身障２級」までのため、呼吸器障害者（ほとんど３級）は受けることができません。

　東北では、岩手県と山形県以外の４県で呼吸器障害者（３級）に助成しており、山形県でも実施すべきです。

　日本共産党の笹山一夫県議は医療改悪反対と県の対策を求めて奮闘しています。