ぶっとばせ大不況・大増税

全国集会に田川建設労働組合も参加

民報藤島2003年2月16日・第382号

　不況を深刻化させる一方の小泉内閣のもと、全国から１５００人を超える中小業者が２月５日、「ぶっとばせ！大不況・大増税」をかかげ東京で行動しました。

　全国商工団体連合会、全国保険医団体連合会など28業者団体が参加する全国中小業者団体連絡会の人たちです。

商売をやめろというのか

　消費税大増税を先導する日本経団連に「日本の経済をつぶす気か」「今でも消費税を転嫁できない業者が圧倒的だ。商売をやめろというのか」と申し入れ・抗議。

　国会議員や関係省庁には、「雇用、医療・社会保障の充実で消費購買力を増やしてこそ不況打開はできる」と訴えました。

苦しめているのは誰なのか

　千代田区の日比谷公会堂で開いた総決起集会では、「中小企業をつぶし、地域経済を破壊する不良債権強制処理はやめよ！」などの垂れ幕がならび、初参加という山形県田川建設労働組合の斎藤泰男副委員長は、仕事と賃金切りさげで保険料が払えず医者にもかかれない実態を話し、「一団体でなく多くの中小企業・業者と手を結ばないと、ますます苦しくなると（組合で）話しあった。地方選でも私たちを苦しめているのはだれなのかを明確にしてたたかっていこう」と呼びかけると拍手がわきました。

　集会のあと参加者は、国会請願をおこないました。