第11回庄内南部地区合併協議会

新市の名称の公募はしない（富塚会長）

民報藤島2003年12月7日・第423号

　12月１日午後３時から第11回庄内南部地区合併協議会が開かれました。

４首長が「鶴岡市」と

　榎本政規副会長（鶴岡市議長）の要請で各首長が考えを述べましたが、新市の名称で「鶴岡市」が良いというのが、佐藤正明・温海町長、佐藤征勝・朝日村長、中村博信・羽黒町長で、富塚陽一会長は「市長としては鶴岡市で良い」としました。
　他の町長は公募を主張しました。

藤島町長は公募を主張

　藤島の阿部昇司町長は、合併について「当初から新設・対等の合併で、名称は公募。合併では住民の意思を尊重する」と明確に主張したのに対し、羽黒町長は「住民の意向も大切だが、合併は時間がなく、議会と我々で成功させなければならない。名称は鶴岡市の意向を無視できない。鶴岡市でよいと思う」と発言したのが対極的でした。

公募は町村でどうぞ

　名称公募については、富塚会長は「鶴岡市議会など公募の理解は得られない。公募するとすれば町村でやっていただく。協議会では公募の方法・予算も検討の準備がない」ときっぱり否定しました。
　名称は12月22日の合併協議会で検討することになります。