藤島町議会文厚委員会が
「２学期制」で研修

民報藤島2003年11月30日・第422号

　藤島町議会文教厚生常任委員会（上野昭三委員長）は11月20日、「学校２学期制」について金山町で研修しました。

　「２学期制」とは、１年間の学期を３つから２つにするもので、４月〜９月までを前期、10月〜３月までを後期とし、学期が長くなるのが特徴です。

　金山町では13年度から中学校で、15年度から４小学校で実施しています。

　黒沢教育長は「テスト、始業・終業式などが減少して、ゆとりある授業時数が組める。夏休みが学期半ばに入り、夏休み期間も同じ流れや課題で学習できる。先生の評価も長いスパンでじっくりできる」などのメリットがあるといいます。

　今のところ問題はないが「夏休みで学期の分断化や、評価期間が長いため成績の落ちる子どもへの対応が遅れる心配がある」とも話しています。（小野寺裕議員）