藤島町の有機農業は国際的に
イタリアから姉妹提携の呼びかけも

民報藤島2003年8月31日・第409号

みます元氣村の加藤興治さんと押井秀勝さんがアジア留学生に説明

　アジア学院の留学生が19日から27日まで、町内の農家や農村改善センターに宿泊して有機農業の研修をおこないました。

　この研修は今年で９年目となり、バングラデッシュ・ミャンマー・スリランカ・タイ・カンボジア・タンザニアの留学生８人が９日間、研修しました。

　特に今回は、県内初の一集落一農場「みます元氣村」（加藤興治代表）に注目が集まり、研修レポートのテーマにしたいと熱心でした。

アルチェビア町から

　一方、イタリアの町から有機農業で姉妹提携したいと藤島町に呼びかけがあります。

　イタリアのアドリア海に近いマルケ州アルチェビア町で、10月３〜５日のフェスティバルに町長らが招待されています。

　この町は小麦やオリーブなど、オーガニック（有機農業）に町あげて取り組んでおり、藤島町の「人と環境にやさしいまちづくり」や「遺伝子組み換え作物の栽培規制」などを知り、ぜひ姉妹都市になりたいとのことです。

　藤島町の有機農業がいよいよ国際的になってきました。