合併の疑問を出すチャンス
全町内会で合併を考える集い

民報藤島2003年8月24日・第408号

　藤島町では８月末から「合併を考える集い」パート�Uを全町内会で開催します。

　合併についての疑問を大いに出していくチャンスです。

職員はゼロに

　合併では次の点が問題です。

�@住民にとってなぜ合併しなければならないか、その理由がまだはっきりしません。
　少子高齢化や財政危機、地方分権などが理由といっても、合併で解決するものではありません。
　はっきりしているのは、国は地方へ回すお金を削るため合併を進めていることです。

�A鶴岡市に合併した大山町は現在、支所もなくなりコミセンとなって市の職員はゼロです。
　藤島町もそうならない保証はありません。
　若者の雇用の場を失い、少子化が激しく進むでしょう。町の商店もいっそう寂れるでしょう。

箱もの建設の犠牲

�B鶴岡市長の合併のねらいは庄内南部地区の中核都市づくりです。

　いま旧荘内病院の解体（約30億円）にお金もなく、解体だけには起債も認められません。

　そのため、その跡地に合併特例債を使って総合庁舎のシビックコアを建設することが市長の至上命題になっています。

　そんな鶴岡市の箱もの建設に周辺町村が犠牲となる合併は許せません。

　合併で藤島町のランドセル支給や地区敬老会、乳幼児の医療費助成、高齢者ハイヤー助成、学校への単独教員配置など、独自施策がどうなるのかは住民にとって大問題です。

・藤島町「合併を考える集い�U」日程表