町民税滞納は高水準
14年度は減少

民報藤島2003年10月12日・第415号

　町民税の滞納が13年度をピークに、14年度は前年度を下回りました。しかし、依然として高水準です。

　滞納額では国保税が初めてそれ以外の町民税を上回りました。

　国保税は滞納件数１２０件、滞納額１２１６万円、それ以外の税は２５４件１１８６万円です。

10年度以降に急増

　町民税の滞納は平成10年度以降に急増しました。

　長びく不況の影響で失業・リストラが増大したことが背景にあります。

　町民の滞納者の多くが失業や短時間パートの不安定雇用の状況にあります。

　その政治的な要因は企業の競争力強化を進めて中小企業や農業など地場産業を衰退に追いやった「構造改革」にあります。

　自公保と民主の「構造改革」の速さを競う政治では、雇用も暮らしも展望が開けません。

　総選挙で日本共産党の躍進こそ求められます。