入札の予定価格を事前に公表

試行から本格実施へ

民報藤島2002年6月16日第347号

11日、議会終了後議員協議会が開かれ、町当局は入札の予定価格の事前公表について、本格実施すると説明しました。

　公共工事予定価格の事前公表は、昨年度に８月から５千万円以上の工事について試行。しかし、該当する工事がなく、今年度は４月から１千万円以上の工事10件を目途に試行しました。

　６月４日の指名審査委員会でその結果について総括し、入札の透明性が向上し、問題になった点はないとして、本格実施を決めました。

入札に関する公表要領

　公共工事入札に関する公表要領（昭和57年７月１日・訓令第１号）に次の文を加えました。

　「入札執行前に入札予定価格を公表する公共工事の指名業者名については入札執行後に公表する」　

「次の号にあげる公共工事については入札執行前に入札予定価格を公表することができる。
　(1)　工事又は製造の請負　」

公表の範囲

　公表の範囲は、予定価格の公表が金額１千万円以上、入札結果の公表は同１００万円以上の工事・依託事業です。

　物品等の購入では、予定価格は金額５００万円以上、入札結果の公表は同１００万円以上です。

指名業者個々に通知

　入札予定価格は指名業者個々に通知され、どの業者が指名されているかは、談合を防止するため、入札執行後に公表されます。

　入札予定価格や入札結果は、情報公開制度の請求によらず、総務課で閲覧できます。