学校週５日制の完全実施

民報藤島2002年4月14日第338号

　４月から完全学校５日制がスターとしました。

　小中学校の新学習指導要領は「ゆとり」をうたい文句に、学習内容の３割削減がはかられ、小学校３年以上の「総合学習の時間」新設、中学校の選択教科の拡大などが盛り込まれました。

　しかし、「ゆとり教育は学力低下を招き、日本社会を衰退させる」との批判が広がり、休日となる土曜日にも「補習授業」を行う自治体や、土曜開校を行う私立学校などが数多く現れています。

地区児童館の開放

　学校５日制は本来、子どもの生活と発達の原理から学校・地域・家庭のあり方を問い直すという点にあります。

　町の各地区の児童館では第１、第３土曜日の午前中を開放し、３歳児から小学３年生までを対象に遊び場を提供します。

　子どもの休息・遊びの権利を保証する立場で、発達可能性を考えていかなければなりません。