藤島町総合計画３ヵ年実施計画

16年度に八栄島公民館改築や特養ホーム増築など

民報藤島2002年12月29日・第375号

　藤島町総合計画の３ヵ年実施計画（平成15〜17年度）が町の振興審議会で審議され、その結果が12月13日、議会に報告されました。

新規に計画

　新規に計画になった主な事業は

・八栄島公民館改築工事（16年度２億円）

・学校施設の耐震診断判定（16年度１０４０万円、17年度１６２０万円）

・藤島城址改修工事（15年度２００万円）

・保育園建設事業（15年度３億５千万円）

・特養ホーム増床補助（16年度建設、17年度から元利償還補助）

・有機認証委員会の設置（15年度１４０万円、その後、年２００万円）

・資源循環型農業推進事業として堆肥センターの建設（15年度３億３５００万円）

・観光開発に藁文化事業を推進

・通学路の歩道設置（15、16年度に各１５００万円）

・中断されていた都市計画道路藤島駅笹花線整備事業（16、17年度各１千万円）

・町村合併50周年事業（15年度５９０万円、16年度２７８０万円）で記念誌を発行。

・町内会名表示板設置事業（15年度１０７０万円、16年度１０６０万円）を藤島町合併50周年事業として取り組むーなどです。

　この３ヵ年実施計画は来年度予算編成の土台になる計画で、15年度予算では億単位の大きな建設事業（保育園・堆肥センター）が目玉となります。

ねたきり老人介護者激励金は継続へ

　廃止される事業では

・町民バス「ぽっぽ号」は15年４月１日から廃止

・商工業者金融対策事業は16年度で利子補給期間が終了し、今後新規対策を検討としています。

・緊急雇用対策は国の事業が16年度までで終了ーなどです。

県の事業にも取り組み

　県の制度で14年度廃止された「ねたきり老人介護者激励金」（年４万円に町で１万円上乗せし、所得制限も撤廃）は廃止が心配され、日本共産党議員団は継続を求めていました。今後は町単独で継続する計画です。

　県が替わりに導入した家族介護者の福祉向上（年１６０万円）は、15年度から町でも進めていきます。事業は温泉に宿泊旅行など介護者相互の交流で、４万円を限度に補助するものです。