衆院山形４区補欠選挙　須藤みや子

藤島町で８５４票獲得

民報藤島2002年11月4日・第367号

　10月27日投票でおこなわれた衆院山形４区補欠選挙は、日本共産党が１人区でも議席を獲得する選挙戦をおこないましたが、及びませんでした。

　しかし、日本共産党の得票率は01年参院比例６・９％から19・７％へ、約３倍に伸ばしました。

投票率42・９％のなか

　藤島町では、投票率が42・９％と低下したなかでも、日本共産党の得票数は８５４票を獲得し、有権者の期待の高まりを示しました。

具体的な政策を訴え

　選挙戦では国政の焦点である不良債権処理や増税問題、医療改悪、コメ改革などで、具体的な政策を訴えたのは日本共産党だけで、他党は抽象的なスローガンに終始しました。
　小泉「構造改革」が産業をつぶし、国民生活を窮乏に追いつめているもとで、日本共産党の政策の重要性が高まっています。

解散総選挙は１月か６月

　庄内町村議会の議員研修会が10月29日、温海町でおこなわれ、毎日新聞論説委員の松田喬和氏が講演しました。
　松田氏は「来年10月に小泉首相の自民党総裁の任期が終わる。

　その前に解散総選挙の可能性が高い。来年度予算の成立する１月か、本会議終了の６月解散となるだろう」と述べました。

　小泉「構造改革」との本格的なたたかいが間近となります。