来年度の予算編成始まる

雇用・生活不安の解消に最大限の努力を

民報藤島2002年11月10日第368号

堆肥センターの建設

　町では来年度の予算編成が始まりました。

　主要な事業はエコタウンプロジェクトに向けた堆肥センターの建設です。

　農業を核にした循環型社会の形成が目的です。

　生ゴミや剪定枝などの未利用資源を堆肥に転換・活用し、藤島町独自の認証制度で農産物の販路の開拓を目指します。

　県でも積極的に支援するとしており、基本構想が今後、議会に示されます。

保育園の増築見直し

　14年度に着手するとしていた児童館保育の保育園統合は県のヒアリングが通らず、見直しが迫られています。

　当初、中学校東側の空き地に、２階建ての保育園増築を計画していましたが、実現が不可能となっています。

　13年度の町児童福祉審議会の答申に基づき、児童館での３歳児保育に取り組むための具体策が緊急に求められています。

町民の暮らし守る

　小泉内閣の悪政は、銀行の不良債権処理が優先で、産業を破壊し、生活を苦境に陥れています

　自治体は町民の暮らしを守る仕事が最優先です。

　来年度予算では、町民の雇用と生活不安の解消に向け、最大限の努力を集中する必要があります。