衆院補選は混乱状態

民報藤島2002年10月13日第364号

　衆院山形４区補選は、自民党が前回総選挙で敗れた民主党候補者（現・無所属）の推薦を決めたことで、民主党支持者や自民党支持者に大きな動揺が生まれています。

　加藤元代議士のお詫び行脚がテレビでも報道され、「来年６月頃に解散・総選挙があるだろう。自民党はなくなってるかも知れない」などと語ったことで、小泉首相がカチンときたのか、急きょ自民党中央主導で擁立が決まったようです。

民主党中央の問題は許さないぞ

　民主党は９月28日、決起集会を「なの花ホール」で開き、予告では弁士に女性の国会議員が３人もいたのに、実際に来たのは１人のみでした。

　その参議院が挨拶中、「中央のああいう問題は許さないぞ」のヤジが飛び、「私は中央の役員をしていない。今は産みの苦しみ中」と言い訳しました。

　民主党の「国際派」を自認している人がある高校を訪問。

　「コメの輸入と不景気で生徒の就職がなく大変だ」と現状を告げたら、「コメの輸入は国際協調で仕方がない」と答えたとのことです。

　日本共産党はミニマム・アクセス米の削減・廃止と２万円米価を正面に掲げ、農業守る政策は明確です。