加藤代議士秘書の脱税疑惑

企業のための利権政治

血税を食いものに

　自民党元幹事長の加藤代議士の佐藤三郎秘書が、公共事業発注の口利きで多額のワイロを受け取り、脱税していた疑惑が浮上しました。

代議士の影響力使い

　地方自治体の公共事業の発注は、多くが指名競争入札でおこなわれます。どの業者を指名するかは自治体の指名業者選定委員会で選ばれます。

　佐藤秘書は、加藤代議士の影響力を使って大手ゼネコンを指名業者に選定させ、公共事業を落札すれば落札価格の数％をワイロとして受け取っていたとされます。

　指名業者に押す場合も、業者が名刺代としてどれだけの金額を献金するかで決まるといわれています。

町でもゼネコン受注

　加藤代議士系列の市町村長は、この影響下にあったと思われます。

　藤島町でも公共事業に大手ゼネコンが指名れてきました。

　平成８年、町民体育館は本命といわれた佐藤工務が談合疑惑で西松建設へ、特養ホームは飛島建設など、指名には加藤事務所の関わりの疑惑がありました。

企業癒着の政治

　自民党政治は企業のための利権政治で、国民の血税を食いものにしてきました。

　企業癒着の自民党政治ときっぱり対決し、暮らしと地元業者を守る日本共産党の力がますます求められています。