今秋の減反追加分のエサ米

農協に出荷する人だけ負担

　今年の米の作況が平年を超えると予想し、８月７日、政府と全国農協中央会は５万haの「需給調整水田」の青刈りを発動しました。山形県には２０６６ha藤島町には85haです（今年実転作が増加した面積と同じ）。

　山形県では青刈りの対応ではなく、エサ米として処理する方針を決めています。

農協の共同計算で

　エサ米で処理した場合、古米との交換で１俵60�d３５００円、政府助成１５００円を加え５０００円にしかなりません。これに農協の共同計算で３０００円を上乗せし、８０００円を農家に支払うとしています

　共同計算の負担は、農協に出荷した米から支払うもので、いわば減反追加分は農協集荷者のみ負うことになります。