町長掲載記事の疑惑で議会決議

民報藤島200１年9月23日第309号

　９月議会最終日の19日、「町の名誉回復を求める決議」が本会議に上程、全会一致で決まりました。

　この問題では連日議員協議会で議論され、日本共産党議員団が決議案を提起し、議会運営委員会（斎藤光弘委員長）で検討修正されて発議となったものです。

町の名誉回復を求める決議

　東北出版企画発行の雑誌「政・財界やまがた」第５号に掲載された町長の記事は、町内外に大きな問題となり、小鷹町政への不信を引き起こしている。

　町を代表する町長の不名誉な記事は、町民にとっても不名誉である。

　町長はこの記事に対し、議会の緊急質問や一般質問で、「記事に書かれたことは全くの事実無根」と明言した。しかし、９月議会の今日まで、疑惑を晴らし、不名誉を払拭し、名誉回復を果たしたとは言えない現実である。９月３日に出版社に対し、警告書を内容証明郵便物として送付したというが、その効果は疑問が残る。

　記事が真に事実無根であるなら、町長はあらゆる手段をとり、命運をかけて疑惑を晴らすべきである。町の名誉回復のために、出版社に対する町長の毅然たる行動を強く求める。

　以上決議する。

　平成１３年９月１９日

山 形 県 東 田 川 郡 藤 島 町 議 会