町長の雑誌掲載記事で３議員が質問

町長はけじめをつけるべき

民報藤島200１年9月16日第308号

　「政・財界やまがた」（東北出版企画）第５号に掲載された藤島町長の掲載記事で、９月議会では３人が質問をおこないました。

職場環境の面で

上野昭三議員＝職場環境に雑誌記事が悪い影響を与えている。身の潔白を証明するよう断固たる行動を町長に求める。町長選挙で小鷹町長を推薦した公明党にとっても不名誉な事態で、現状では説明がつかない。マスコミを名誉毀損で訴え賠償させている事例は多くある。

町長＝掲載記事は事実無根であることを課長会などで言っており、職員は動揺することなく職務を遂行している。

町長の進退の問題だ

加藤鉱一議員＝警告書を出版社に送付しても、連載記事を止めることはできない。町長は事実無根というが、名誉毀損で訴えて事実無根を証明するか、それができなければ町長をやめるかだ。　

町長＝法的手段で対応すれば、記事に書かれている町民にも調査が及び、迷惑をかける。公人としてやってよいのか疑問だ。警告書を出したので、その後の進展をみて対応を考えたい。

加藤鉱一議員＝法的手段で訴えなければ、事実との疑いがもたれても仕方がない。女性問題の記事と町長の地位は両立できない。進退の問題だ。

町長＝やっていないというのに、なぜ町長を辞めなければならないのか理解できない。

町長の資質にかかわる

押井喜一議員＝記事に書かれた町民や職員の名誉回復をはかる必要があり、町長は毅然として行動すべきだ。

町長＝いまは警告書を出したばかり。法的手段に訴えないとは言っていない。

押井喜一議員＝町長は名誉回復をはかる立場にある。これ以上の答弁が出ないなら、町長の資質にかかわる問題となる。