町税の滞納が大幅増加
民報藤島2001年10月28日第314号

 町税の滞納が年々増え、深刻な状況です。平成12年度決算では、町県民税は滞納件数が前年度107件から141件へ、固定資産税と都市計画税が111件から148件と大きく増加し、町税滞納額は929万2千円から1259万3千円へ、1千万円を大きく超えました。

国保滞納は額が増え

 国保税は12年度から介護保険分も負担が加わり、滞納件数は87件から71件へ減少しましたが、滞納税額は639万8千円から681万2千円へ増加しています。

暮らしが反映

 町税滞納の増加は町民の暮らしが苦しくなっていることの反映です。固定資産税の不納は町内業者の倒産などが影響しています。

 企業のリストラや銀行の不良債権処理の優先で失業と倒産が続出し、町税滞納はますます増加します。

 経済も財政も破綻する道を突き進む政治で良いのか、大きく問われます。

滞納額等の状況
区分 平成8 10 11 12
件数 税額 件数 税額 件数 税額 件数 税額 件数 税額
町県民税 54 2,351 81 3,809 89 3,667 107 3,600 141 3,820
固定資産税
都市計画税
67 4,271 75 3,167 104 5,154 111 5,587 148 8,572
軽自動車税 9 46 7 28 21 119 19 105 31 201
130 6,668 163 7,004 214 8,940 237 9,292 320 12,593
国民健康保険税 44 3,490 39 3,600 48 4,816 87 6,398 71 6,812

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