狂牛病の風評被害

安全対策を早急に

　狂牛病に感染した牛が国内で始めて確認された問題で、その風評被害に町内の畜産農家も大きな影響を受けています。

　肉骨粉の処理業者が営業をやめるため、屠殺における内蔵などの廃棄処理ができず、牛の出荷停止が続いています。

　牛肉の生産者価格も低落し、このままでは経営危機が深刻化します。

全部の牛の検査

　厚労省では全食肉用牛の検査を実施するとし、肉骨粉の処理費用は国が全額負担でおこなう（農水省）としており、一刻も早く安全対策を確立しなければなりません。

骨や内蔵の処理

　問題は屠殺で出てくる骨や内蔵の処理です。

　埋めることもできず、焼却も８００度以上の高温が要求され、行政では処理方法に頭を痛めています。

　県では市町村に責任を負わせようとしており、大きな課題になっています。